いつ始める?準備のサイン
多くの子どもは2〜3歳の間に昼のおむつが外れます。始める時期は子どもによって違い、早く始めたから早く終わるわけではありません。月齢よりも、次の準備のサインがいくつか見えたら始めましょう。
- おむつが2時間ほど濡れていない、または昼寝のあとも乾いている
- おしっこ・うんちをしている、したことを言葉や表情、しぐさで知らせる
- 濡れたおむつを嫌がり、替えてほしがる
- おまるや大人のトイレに興味を示す
- ズボンの上げ下ろしがある程度できる
- 「おまるに座ろう」のような簡単な指示を理解して従える
段階的な進め方
- 子どもの体に合うおまるや補助便座・踏み台を用意し、絵本などでトイレに慣れさせます。
- 最初は服を着たまま座ってみることから。慣れたら朝起きたあと、食後、昼寝のあと、寝る前など決まったタイミングで数分ずつ座らせます。
- 子どもがサインを出したらすぐトイレへ連れて行きます。成功したら具体的にほめます(「おしっこって教えてくれたね!」)。
- 長く座らせ続けません。数分で出なければ立ってもいいよと伝えます。
- トイレのあとの手洗い、女の子は前から後ろへふくことも一緒に教えます。
- 昼にほとんど成功するようになったらパンツに替えます。外出時は着替えを持っていきます。
失敗と後戻り
失敗はトイレトレーニングの一部です。叱ったり恥をかかせたりすると子どもが緊張して、かえって我慢したり隠したりするようになり、便秘につながることがあります。淡々と「次はトイレでしてみようね」と言って、一緒に片づけましょう。
下の子の誕生、引っ越し、保育園への慣らし、病気のあとには、できていた子でも失敗が増えることがあります。ほとんどは一時的なので、プレッシャーを減らして待ちましょう。強く嫌がる場合は数週間休んでから再開してもかまいません。
便秘があるとき
トイレトレーニングの時期には、うんちを我慢して便秘になることがよくあります。硬いうんちが痛いとさらに我慢するという悪循環が起こります。野菜・果物・全粒穀物と水分を十分にとらせ、食後に規則的にトイレに座る時間をつくりましょう。便秘が続くときはトレーニングを一時中断し、まず便秘を治療します。
夜のおむつとおねしょ
夜におしっこをがまんできるようになるのは昼より遅く、意志よりも体の成熟によります。5歳ごろでもときどき夜に失敗する子は珍しくなく、ほとんどは成長とともに自然に良くなります。
寝る前にトイレに行く、夕方遅くに飲み物をたくさん飲まないことが役立ちます。夜の失敗を叱らないでください。医学的に夜尿症は一般に5歳以降も続く場合に評価を考えるので、気になるならそのころに小児科に相談しましょう。
受診が必要なサイン
- おしっこのときに痛がる、何度もトイレに行きたがる、尿に血が混じる
- 発熱とともに尿のにおいが強い、おなかやわき腹を痛がる
- できていた子が急に昼も頻繁に失敗し、水をやたらとたくさん飲む
- 4〜5歳を過ぎても昼のおしっこがほとんどできない
- おしっこの勢いが弱い、いつも少しずつもれているようだ
よくある質問
何歳までにおむつを外すべきですか?
決まった期限はありません。多くの子どもは2〜3歳の間に昼のおむつが外れますが、個人差が大きいです。4〜5歳を過ぎても昼のおしっこがほとんどできない場合は受診してみてください。
保育園からおむつを外すように言われましたが、まだ準備ができていないようです。
家で見られる準備のサインや子どもの様子を先生に伝え、始める時期を一緒に決めましょう。無理に始めるとかえって長引くことがあります。
おまるに座らせると泣いて嫌がります。
いったんやめて数週間後にまた試しても大丈夫です。服を着たまま座る、人形遊び、絵本などで負担を減らし、便秘がないかも確認しましょう。
6歳ですがまだおねしょをします。
よくあることで、ほとんどは成長とともに良くなります。叱らずに、昼も失敗する、おしっこのときに痛がるなど他の症状がある、または本人がつらそうなら小児科に相談してください。
参考にした資料
- AAP HealthyChildren.org(トイレトレーニング)
- 大韓小児青少年科学会
医療情報は参考用です。 一般的な情報で、診断や処方の代わりにはなりません。お子さんの状態は必ず医師と相談してください。緊急時は119番へ。
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