この時期のチェックリスト
- 韓国では生後2か月に最初の国家予防接種(DTaP、ポリオ、Hib、肺炎球菌、ロタウイルス)を受けます。
- B型肝炎2回目(生後1か月)を受けたか確認します。
- 起きているときに大人が見守りながら、うつぶせ遊び(タミータイム)を毎日少しずつ行います。
- 寝るときは引き続きあおむけで、やわらかいものがない平らな寝床に寝かせます。
- 生後3か月未満の38度以上の熱はすぐに受診します。
- 泣き声で限界を感じたときの対処法を前もって決めておきます。
発達
生後2か月ごろになると、話しかけると笑う社会的微笑が見られ、顔を見つめて「あー」「うー」と声を出します。うつぶせで少しの間頭を持ち上げ、3〜4か月に向けて抱っこしたときの首がしだいに安定してきます。
手を口に持っていってしゃぶり、目の前で動くものを目で追います。発達のペースは赤ちゃんによって違うので、数日の差を心配する必要はありません。ただし2か月を過ぎても大きな音にまったく反応しない、顔を見ない・笑わない場合は健診で相談しましょう。
よく泣く時期
健康な赤ちゃんでも生後数週から泣く時間が増え、たいてい生後6〜8週ごろがピークで、3〜4か月には落ち着きます。夕方に理由なく長く泣くこともよくあります。親が何か間違えているからではありません。
- まず空腹、おむつ、暑さ・寒さ、げっぷを確認します。
- 抱っこしてゆっくり揺らす、低い「シー」という音、散歩など、その子に合う方法を探します。
- 何をしても泣きやまないときは、安全な寝床に寝かせて数分部屋を離れ、深呼吸します。
- 赤ちゃんを絶対に揺さぶらないでください。乳幼児揺さぶられ症候群は脳に深刻な損傷を残すことがあります。
授乳と睡眠
この時期も母乳かミルクだけで十分です。水・ジュース・離乳食はまだ必要ありません。空腹のサインを見て飲ませ、おしっこのおむつと体重の増え方が問題なければよく飲めています。母乳の場合はビタミンDの補充を続けます。
夜に少し長く眠る赤ちゃんもいますが、まだ夜間授乳が必要なことが多いです。昼は明るく遊び、夜は暗く静かにすると昼夜の区別に役立ちます。おくるみを使っている場合は、寝返りしそうなそぶりが見えたらすぐにやめます。
健康・予防接種
韓国の国家予防接種スケジュールでは、生後2か月にDTaP(ジフテリア・破傷風・百日せき)1回目、ポリオ(IPV)1回目、ヒブ(Hib)1回目、肺炎球菌1回目、ロタウイルス1回目を接種します。ロタウイルスワクチンは初回の接種時期が決まっていて、遅れると受けられないため、予定どおり受けることが大切です。
接種後の微熱、接種部位の腫れ、ぐずりはよくあり、1〜2日でおさまります。接種日と次の予定は韓国疾病管理庁の予防接種ヘルパーで確認できます。
遊びとふれあい
- 顔を近づけて話しかけ、赤ちゃんが声を出したらまねして返して「会話」します。
- 歌を歌い、おむつ替えのときに何をしているか言葉で伝えます。
- タミータイムは1日数回、数分ずつから始めて少しずつ増やします。赤ちゃんの前に顔を見せると頭をよく上げます。
- 白黒やはっきりした模様、ガラガラなど、目と耳をひくものを見せます。
親自身のケア
睡眠不足が何週間も続く時期です。交代で眠る時間を決め、家族や知人の助けを借りましょう。出産後に落ち込みが続く、赤ちゃんに愛情を感じられない、不安が強いといった場合は産後うつの可能性があるので受診してください。父親やパートナーもうつになることがあります。
この時期の接種・健診
- 一般健診 1回目 — 生後14〜35日
よくある質問
毎晩何時間も泣きます。大丈夫でしょうか?
生後6〜8週ごろに泣く時間がいちばん長くなるのはよくあることで、3〜4か月にはたいてい落ち着きます。ただし熱・嘔吐・ぐったり・授乳拒否がある、泣き方がいつもと違うときは受診します。
生後2か月に受ける予防接種は何ですか?
韓国の国家予防接種スケジュールでは、DTaP、ポリオ、Hib、肺炎球菌、ロタウイルスの1回目です。赤ちゃんごとの日付は韓国疾病管理庁の予防接種ヘルパーで確認します。
タミータイムはいつから、どれくらいしますか?
新生児期から、起きていて大人が見守れるときに1日数回、数分ずつ始めて少しずつ増やします。眠そうになったらあおむけに寝かせます。
首はいつすわりますか?
うつぶせで少し頭を上げるのは2か月ごろ、抱っこで首が安定するのはたいてい3〜4か月ごろです。4か月を過ぎてもほとんど首が支えられない場合は健診で相談します。
参考にした資料
- 韓国疾病管理庁 予防接種ヘルパー
- 大韓小児青少年科学会
- AAP HealthyChildren.org
- CDC Learn the Signs. Act Early.
医療情報は参考用です。 一般的な情報で、診断や処方の代わりにはなりません。お子さんの状態は必ず医師と相談してください。緊急時は119番へ。
関連ページ
最初の1か月は赤ちゃんも親もお互いに慣れていく時期です。よく飲み、安全に眠り、異変に早く気づくことがすべてと考えて大丈夫です。
4〜6か月生後4〜6か月寝返りし、手を伸ばしてつかみ、声を出して笑う時期です。生後6か月ごろの離乳食開始に備え、動きが増える分だけ安全を見直します。
韓国の国家予防接種スケジュール韓国では国家予防接種を保健所と指定医療機関で無料で受けられます。標準スケジュールをもとに早めに準備し、正確な日付とお子さんの記録は韓国疾病管理庁の予防接種案内で確認します。
睡眠・安全な寝床赤ちゃんの睡眠で最初に考えたいのは「どれだけ長く」より「どれだけ安全に」です。安全な寝床を整えたうえで、年齢に合った目安と毎日の習慣で眠りを助けましょう。
母乳育児母乳育児は最初から上手くいく技術ではなく、親と赤ちゃんが一緒に身につけていくものです。一人で抱え込まず、早めに助けを求めることが一番のコツです。
子どもが熱を出したとき熱は体が感染と戦っているサインで、数字よりお子さんの様子が大切です。ただし生後3か月未満で38℃以上の発熱は、様子にかかわらずすぐに受診します。
産後の回復と産後うつ出産後の数週間から数か月は、体と心が一緒に回復していく時期です。つらいのは弱いからではなく、助けを求めることは赤ちゃんのためでもあります。